当院は、国立療養所三角病院より継承し、2013年3月に創立10周年を迎える、地域医療の中核的機能を担い、地域密着型の医療を展開している病院です。

風光明媚な景観と、広大な自然に囲まれ、屋外リハビリテーションも実施できる環境にあります。また、職員のためのテニスコートもあり、時にはドクターヘリの発着にも利用されています。

急性期から亜急性期、回復期と患者さんの初期治療から継続治療、退院後のサポートと、経過を見守りながら、注射薬から内服薬･外用薬と多種多様なお薬を用いる治療に、薬剤師としての知識･技能のみならず、コミュニケーションスキルも存分に発揮しながら活動しています。

ICT回診、NST回診、緩和ケア回診など多職種からなるチーム医療に薬剤師として積極的に参画し、専門性を磨き、各種専門薬剤師の資格取得にも励んでいます。

最近では、がん化学療法における無菌調整の実施やレジメンの管理等々、熊本県の中心的役割を担う済生会熊本病院と連携しながら最新の医療提供に努めています。 その他、当院スタッフが地域に出向いて公園を行う「出前健康講座」にもお薬の専門家として参画し、地域住民と膝をつき合わせて対話のできる取り組みも行っています。

また、全国済生会の一員として、若手から中堅、幹部薬剤師らが集まる済生会薬剤師会主催の研修会にも参画し、全国済生会との交流･連携も図り、最新の情報共有にも努めています。

このように済生会みすみ病院は、ゼネラリストをベースとしながら、専門性を磨くことのできる環境にある病院です。