当院は1970年7月の創立以来40年余に亘って培われた救急医療を基軸に、各種学会認定施設として恥じない臨床能力の研鑽、基幹型臨床研修指定病院ならびに 法人医療専門学校の教育機関として良き医療人の育成、さらに日頃の臨床から積み重ねた研究成果の発表と日々努力してまいりました。 プライマリケアを含めた一次救急をベースに、外傷マイクロサージャリーや内分泌・代謝疾患、神経疾患などをはじめ、当院の得意とする分野をさらに充実・発展するよう努力していく所存です。 一方、急性期医療を担う中核病院として、「医療の質の向上」を目指しながら「医療費の適正化」に対応するとともに、「高度で多様化した医療ニーズに応えるチーム医療」を目指して「徹底した診療情報の共有化」をはかるために、2008年電子カルテを導入し、医療情報システムのＩＴ化を進めてまいりました。 これらを含め、従来より集積された資源と英知を最大限に発揮しながら、当院が、職員の誇れる職場であるとともに、患者さん中心の温かい医療がいつでも御提供できるような場であれるように、今後とも尽力していきたいと存じます。