当機構は、いずれも静岡市内に立地する「県立総合病院」「県立こころの医療センター」「県立こども病院」の3病院を運営しています。各病院では高度な集学的医療を提供しており、静岡県の医療水準の向上に大きく貢献し、地域医療支援の中心的機能を果たしています。
薬剤部門では、幅広い領域で研鑽できる体制の中、多数の認定薬剤師が活躍しています。

＜基本方針＞

１.科学的根拠に基づく最適な医療を安全に提供し、県民に信頼される「第一級の病院」として、本県医療の規範となる役割を果たします。

２.「地域医療支援の中心的機能」を果たすため、高度・専門・特殊医療、救急・急性期医療当、他の医療機関では対応困難な医療や不採算医療など、県の医療政策に対し積極的に取り組みます。

３.教育研修をはじめ、臨床研究機能の充実強化、勤務環境を向上することにより魅力ある病院づくりに努め、優秀な人材の確保と育成及び県との協働による本県の医師確保対策に取り組みます。

４.職員一人ひとりが医療の質の向上を目指し、先駆的な取組や業務の改革と改善に努め、その成果を情報発信し、県民や他の医療機関との共有を図ります。また、全ての職員が職務について高い満足度を持って取り組むことのできる勤務環境の構築に努めます。

５.県立総合病院のリサーチサポートセンターを活用して、臨床研究に取り組むほか、県が行う社会健康医学の研究推進に協力します。