私たちの歴史は、1982年に調剤薬局のファーマシーイズミを開局したことに始まります。以来、名古屋市北部を中心に薬局を15店舗、介護事業所を15カ所運営してきました。

私たちイズミの考える薬局の役割は、患者さまの笑顔をつくり、より健康的で安心した暮らしをお届けすること。そのためにもこちらから出向く「在宅調剤」に積極的で、地域で暮らす患者さまをサポートする存在であることを目指しています。

2000年より介護サービス分野にも進出し、デイサービス、グループホーム、有料老人ホームなど、地域に根差した介護サービスを提供しています。

自社内の介護施設では、ほとんどの入居者さまの調剤を担当しています。同じ会社なので臨時のお薬の対応などもスムーズで、介護スタッフとも気軽に話せます。

ここでの経験が他社の他職種とのコミュニケーション作りにも役だっているので、若い薬剤師でも施設在宅にスムーズに入っていけるのではないでしょうか。　

当社では年に1〜2回、イズミグループ全体で参加して薬局・介護合同の研修を実施しています。

ここでは在宅医療を行っているドクターに認知症、統合失調症などへの対応、ロコモティブ・シンドロームなどについて講演をしていただいています。

薬局・介護のスタッフ約100人が、これからの医療・福祉について、共に考え学んでいます。

地域に密着した社会貢献を果たすため、私たち薬剤師が情報発信できる「ハブ」となり、医師、看護師、ケアマネージャーなど、さまざまな職種の方々と連携を図り、包括的な医療・福祉サービスを提供していきたいと考えています。

株式会社イズミの企業理念は、「医療と介護で夢へのかけ橋を創造する」こと。

経営方針として、以下の3つを掲げています。
　1.医療と介護の連携により安全で安心な最良のサービスを目指します。
　2.患者様・利用者様の心身機能の回復・向上を図り、夢と生きがいを醸成します。
　3.患者様・利用者様の笑顔と生きるパワーを引き出し、地域の皆様の安心・快適な暮らしをサポートします。

高齢社会を迎えた我が国において、病気の治療は病院から地域での在宅療養へと移行してきました。外来で薬局へ来られる患者さまの中にも、在宅での療養が必要になる方もおられます。
イズミは、そのような患者さまにお薬を届けるだけでなく、体調の変化にも気を配り、病気の治癒を一緒に考えていきます。個人宅訪問はもちろん、施設への在宅訪問も行っています。

私たちの仕事は患者さまにお薬を渡すことだけではありません。地域に密着した「かかりつけ薬局」として、患者さまを笑顔でお出迎えして、しっかりと向き合い、普段の生活をできる限り知ることで、より密着した健康サポートができると信じています。

介護事業所部門との連携で得たノウハウを存分に活用しながら、どんなことでも相談してもらえる「かかりつけ薬局」、「かかりつけ薬剤師」として、地域の患者さまにとって、身近な存在になることを目指しています。