私たちの会社は、2001年7月に「有限会社ケイアンドケイファーマシーズ」としてスタート。2002年3月には、社名を「株式会社　ジャストメディクス」に変更、有限会社から株式会社になりました。同年4月には一宮市大和町毛受に調剤薬局1号店「くすのき薬局」を開局。現在は保険薬局経営、医院開業支援、在宅医療支援などを手掛け、地域貢献を目標にスタッフ一同、毎日笑顔で働いています。

一宮市に8店舗を集約した｢JM調剤｣グループの薬局が、うまく機能するには密度が大事。患者さまとお互いに顔の見える関係が欠かせません。そのために地域に密着した薬局ならではのきめ細かい対応と、患者さまとの心の通う対応を心がけ、スタッフの自主性を大切にしています。
門前医院の処方せんを扱う保険調剤薬局としてだけでなく、地域の「健康相談薬局」になることを目指しています。患者さまのお薬手帳に貼られているシールが、全部当社の薬局のものになるのが理想です。

ジャストメディクスのこだわりは、きれいな店舗で町の雰囲気をよくすること。建物のデザインもクリニックと一体化して見えるようにしています。樹木を植えたり緑を欠かさないようにして、町並みになじむよう工夫しています。おしゃれな店舗で働けるのも、若い薬剤師には好評です。新規店舗の開設は、知り合いのドクターから依頼を受けたり、医薬品卸さんや不動産屋さんからの紹介が多いです。

私たちの社名はJustmediksという造語です。Justは「正しい、まっすぐに」という意味、Mediは「薬、医療」を意味するMedicineです。最後のksはThanksの「感謝」から取りました。
有限会社から株式会社に変更するときに考えた、この社名には「正しくまっすぐな心で医療に取り組みたい」「感謝の気持ちを持って医療に取り組みたい」「患者さまから感謝されるような心のこもった医療がしたい」という強い想いが込められています。

この3つの理念の中でも一番大事にしているのは、社員やスタッフに対してのThanks。すべてのスタッフが、一生懸命毎日の業務に取り組んでいるので、社内には明るいワクワク感があふれています。

調剤薬局の場合、薬局でじっと待っていても患者さまは増えません。病気になる前から地域の一員としてつながっていることが大事です。当社では介護保険適用される前の人を対象に、介護予防に力を入れたいと考えています。その入り口として、患者さまを対象にした地域サロンで脳トレやお薬相談を行っています。

さらに、一宮市指定あんしん介護予防事業＆リハビリフィットネス「元気UPジムくすのき」を2018年11月にオープン予定。これは当社のエリアの中心にあるスーパーの一角で、理学療法士がひとり一人にあった運動を提案し、体組成計などを使った身体測定を行います。買い物支援も実施予定。介護保険を利用するので、負担料金は1割で済みます。

私たちはトータルで地域の健康を守っていきたいと考えています。まったくちがう拠点と薬局を結びつけ、一宮で新しいビジネスモデル作りたいのです。けれど介護事業をやるつもりはありません。それよりは元気で過ごせる期間を長くしてあげたいと思います。地域サロンでは、90歳でもスマホで娘さんにメールを送る人もいます。そんな元気な高齢者を増やすことにトライしてみたいのです。　　　　　

薬剤師は患者さまと直接、関わることができる｢やりがい｣のある仕事です。また心を込めて、思いやりを持って取り組むことで、患者さまからの｢ありがとう｣の言葉をいただくこともできます。このような充実感がスタッフのやりがいを高め、地域の医療を支えているという自負心を生むのです。

私たちが目指すのは、地域に密着した薬局、医療人としての自覚を持った薬剤師。医療人としての誇りや自覚を持ち、利益の追求だけでなく、｢やりがい｣を精一杯追求していきたいと考えています。