病院
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 聖隷佐倉市民病院
鈴木 諒|帝京平成大学
様々な経験を早期から可能な職場
私は、家族の病気を機に医療現場で貢献したく薬剤師を志望し、聖隷佐倉市民病院に入職しました。入職直後は、内服・外用調剤、注射調剤、持参薬管理業務、抗がん剤混注業務、院内製剤作成などを中心に業務を行なっていましたが、現在は、整形外科病棟や抗がん剤治療を行なう通院治療室を中心に業務を行なっています。一方で調剤業務を全くやらないわけではなく、日によっては調剤室を担当することもあり、どの業務であっても全員がある程度できるように教育がされています。
当院は、整形外科領域に強みを持った病院です。その中で私は骨粗鬆症リエゾンサービスセンターの一員として業務をしています。骨粗鬆症リエゾンサービスとは、骨粗鬆症の治療開始、治療継続を支援するメディカルスタッフの取り組みのことです。その取り組みは院内のみならず、院外にも発信しています。私自身も骨粗鬆症マネージャーという資格を取得した上で、講演会での発表や書籍に関わる執筆活動、学会発表など多岐にわたる活動を行っております。
私以外にも認定薬剤師は各分野にいるため、様々な学びと刺激を常に受けて業務ができること、また、医師や看護師、理学療法士、管理栄養士など他職種とのコミュニケーションをとる機会も多いため、病院でしか経験できないようなチーム医療というものを実践できることも当院に勤めて得られるものであると感じています。