薬局
中山薬局
大牛 悠介|東京薬科大学
➀勤務薬剤師から管理薬剤師へ。 叶えたキャリア ➁管理薬剤師として患者さまのためにできること
➀私は新卒で中山薬局に入社し、勤務薬剤師として約5年経験を積んだ後、管理薬剤師に昇格しました。そのため、薬局薬剤師に求められるすべてのスキルを中山薬局で学んできました。
中山薬局では、各店舗の教育担当者がマンツーマンで後輩を指導しています。調剤、監査、投薬、在宅、施設、保険点数など教育項目を細分化しており、定期的に振り返りを行いながら到達度を管理しているので、指導を受ける薬剤師本人も高いモチベーションをもって仕事に取り組むことができると思います。もちろん、経験やキャリアに応じた研修も用意されており、私も管理薬剤師に昇格する前、マネージメント研修や評価研修などを受講しています。
➁管理薬剤師になると、業務効率化や数字の管理など、マネージメントにかかわる取り組みも担います。もちろん、一番に重視すべきなのは「患者さまのために」という思いです。そのため、薬局運営と患者さま対応をいかに両立させるかが、管理薬剤師の腕の見せ所になります。一つひとつは小さな取り組みかもしれませんが、たとえば患者さまとのかかわりに十分な時間を割けるよう、在宅の患者さまを訪問するスケジュールを調整して効率よく巡回をしています。また、近年はコロナ禍で国の方針が頻繁に変更されています。そのため、いち早く現場の薬剤師と情報共有をして、適切な対応ができるよう心掛けています。