静岡市立清水病院
鈴木 躍士|日本大学
働きやすい職場です。
私は日本大学薬学部を2018年度に卒業し、食品衛生監視員として国家公務員を4年間務めました。そんな中、2カ所目で清水に転勤となり、この街に引っ越してきました。
千葉、横浜と住んできましたが、清水の街並みや自然との距離感、人の和やかさに驚きました。都心部は利便性が良いですが、満員電車や乗り換え時の時間との闘いなど毎日となると、娯楽があってもこの先ずっとと思うと考え物でした。それとは反対に清水の町は都会と比べると人と電車やバスは減り、寂しい気もしますが、そうだからこそ見える・感じる自然や快適さがありました。
ある時、当院の薬剤師募集を知り合いに紹介され、「現場経験のない自分なんかが今更できないな」と思っていましたが、見学時にお話をさせていただいたときに、「ここならできるのではないか」と思わせてくれる様な気持ちになり、当院に転職を決めました。
働いてみて、年齢や経験に関係なく、研修マニュアルとOJTが整っており、何より、聞きやすい職場の雰囲気・風通しが素敵でした。お互いの見解を話して結論を出したり、専門薬剤師にアドバイスを聞くこともし易く、経験年数だけでなく、リアルタイムに詳しい人に確認し合う関係性がとても良いと感じました。自分も強みをつくって、組織としてより良い医療提供に努めるために勉強したいと思えました。
就職して2年目の新米ではありますが、男性の育休を2ヵ月取らせていただきました。今まで取った人がおらず、後ろめたさがありましたが、多くの方の後押しや支えがあり、取ることができました。お揚げで身寄りが近くにいなくても里帰りすること無く、育児に専念することができました。
公務員というのもあり、あらゆる場面で使える有給があります。働く中で休みの心配をしなくて良い環境は何より働きやすい環境であると思います。働きながらやりたいことや人生設計をすることのできる環境が揃っています。この環境に感謝をして、毎日前向きに今後も働いていきたいと思っています。